生産

塗料の基本原料である樹脂を販売計画に基づいて計画的に生産しています。また、この部署では2液硬化型塗料用の硬化剤も生産しており、塗料とセットになって出荷されます。

樹脂の生産設備は大型から小型のもの合わせて30基以上が稼働しており、多品種の製品を生産しています。
塗料の基本原料である樹脂は、生産後に塗料をつくる部署へ引き渡されます。

樹脂をつくる部署が生産した樹脂とその他の原料（粉体や液状）を混合し分散・ろ過などの工程を経て塗料を生産しています。当社では水系・溶剤系ともに、さまざまな種類の塗料を生産しています。さらに中間原料や着色剤の共通化などの生産効率化を進めています。

生産した塗料は、色を調合（調色）する部署へ引き渡されます。

お客様のご指定の色に調色して、缶に詰めて製品化します。
注文の色はコンピューターカラーマッチングシステムにて測定して、色をつくる配合を決めます。その配合データを自動計量調色設備へ送ります。配合データに基づき、自動で缶に原料を投入・混合してご指定の色に仕上げます。

建築用塗料は建物の数だけ色の数があります。この部署では毎日特注の色を調色しています。
調色完了後は検査を受け、お客様のブランドのラベルを貼って物流部門に引き渡されて出荷されます。