Features
研究開発
研究開発の流れ
開発目標の設定
当社の製品開発は、営業部門からの情報やお客様との打ち合わせに基づき、目標とする性能や品質を決定します。
当社の研究開発部員は積極的にお客様の研究所へ出向いて打ち合わせをしたり、必要に応じて共同での試験もおこないます。
樹脂・塗料開発
設定した開発目標に応じて、樹脂と塗料を開発しています。どちらの開発もベースとなっているのは、当社が永年培ってきた経験と技術の蓄積により、さまざまな原料を組み合わせて要求性能を実現する設計技術です。その引き出しが多いことも、当社の特徴であり強みとなっています。
近年は独自の技術に新しい技術を組み合わせて、コーティング材用樹脂などの機能性製品の開発にも注力しています。
樹脂の開発
樹脂の開発は、樹脂系(例:アクリル、ウレタン、シロキサン)、反応形態(例:2液硬化、1液硬化、紫外線硬化)、溶媒(例:有機溶剤、水、無溶剤)などのさまざまな要素を、用途や目標性能に合わせて選択し、組み合わせる合成技術です。さらに当社ではハイブリッド化技術により特性の異なる樹脂を複合化させ、単純ブレンドでは実現不可能な性能を付与することができます。
塗料の開発
塗料の開発は、基本となる樹脂系のほか、塗料のさまざまな構成成分(顔料、溶媒、添加剤など)を選択して組み合わせる混合・分散技術です。新規塗料の開発にあたっては、ほとんどのケースにおいて専用の樹脂を新たに設計します。当社の研究開発の強みは、塗料において最も重要な構成要素である樹脂から、自社で自由に開発・改良できることです。